KOKIA Profile
作詞、作曲、編曲を手掛けるマルチシンガーシングライター。2023年に25周年を迎え、実力派シンガーとして世界で活躍を続けている。
音楽・芸術を愛した祖父母の影響で多くの芸術に慣れ親しんで育つ。中でも音楽の世界に強く惹かれ、幼い頃より自然とピアノで曲を作るようになる。3歳からヴァイオリンを始め、高校・大学と桐朋学園で声楽を専攻。クラシックを学ぶ一方、自らが作詞・作曲をした楽曲を通して、音楽の持つ素晴らしさやその可能性をたくさんの人に伝えたいと感じ、大学在学中デビュー。
1998年にフジテレビ月9ドラマの挿入歌の歌手に抜擢されデビューしてまもなく、泣ける歌の火つけ役となったオリジナル楽曲「ありがとう・・・」は日本のレコード大賞に当たる香港国際音楽大賞入賞。その後、同楽曲を香港のスター歌手サミーチェンが広東語でカバーをし、大ヒットを記録、香港国内チャート１位を記録し、瞬く間に香港にKOKIAの名が広まる。国内ではシャンプーのCMソング「The Power of Smile」、アテネオリンピック日本代表選手団公式応援ソング「夢がチカラ」などのヒットを放つ。 またオリジナル作品以外にも、多くのCM音楽、映画音楽、アニメ主題歌、ゲーム主題歌、他アーティストのプロデュース等の作品も手掛けている。
早くから海外での評価が高く、変幻自在なその歌声は「ボーダーレスな歌声」としてヨーロッパ、１２カ国を巡るワールドツアーなど、海外で活躍する歌い手として活動の場を世界に広げてきた。
数多くのアニメ・ゲーム作品に携わってきた中でも、KOKIAのオリジナリティーが開花した作品として、劇場アニメ「銀色の髪のアギト」の主題歌「 調和 oto ～with reflection～」作詞・作曲・歌唱がある。等アニメがフランスアヌシー映画祭で賞を取り、ヨーロッパでKOKIAの音楽が注目されるきっかけとなる。この時の楽曲「調和」で使われた言葉を組み替えて作った歌詞は以後「KOKIA語」として知られることとなる。
近年は、6年前にはじめた企画、動物の曲ばかりを書くアルバム「Animal Kingdom」の中より「フクロウ」が、世界中でロングヒットを続けており、iTunes J-popチャートで9カ国トップテン入り、ペルー、ブラジル、コロンビアでは１位を獲得。現在英語、韓国語、アラビア語、ロシア語でカバーされている。
ヨーロッパ以外に中国で大きなファンベースを持ち、定期的に中国でのコンサート活動も行っている。
日本人歌手として世界で活躍する歌い手として注目されている彼女の歌は、シンプルで心に残るメッセージを大事にし、言葉の壁を超え、多くの人に音楽を通して「love & peace」を問いかけている。KOKIAの作品のレンジは、ジャンルにとらわれることがなく、クラシックからロック、バラード、ジャズにいたる様々なジャンルを自由に表現できるという強みがあり、変幻自在のその歌声は国境を超えて愛され続けている。
2023年ロンドンより日本に拠点を戻し、自身の創作活動の他に、国内外問わず、ゲームやアニメ作品への楽曲提供を行いながら、音楽的視野と活動範囲にいっそうの広がりをみせている。
2023年9月、２５周年ベストアルバム「KOKIA 25th Anniversary Best -The Lighthouse」発売。
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